UNDERGROUNDジャーナル研究所

ヤクザ・暴力団、その他裏社会に関するジャーナリズムについて研究・紹介するブログです。 ※このブログは反社会的な団体・行為を助長するものではありません。

自己紹介、ブログを始めたきっかけ

私は現在、関西地方に在住の30代社会人だ。

私が裏社会やヤクザに興味を持ったキッカケは、大学一年の時だった。

 

私は一浪して関東のある私大の文学部に入学した。もう十一年前のことだ。

 

大学一年生の秋頃、授業の無い日に、電車で少し遠い駅まで何の目的も無く出かけて行った。特に何もすることも無かった私は、とりあえずその駅の近くの本屋に入った。

その本屋の新書コーナーで、たまたま手に取ったのが、溝口敦さんの『続・暴力団』という新書だった(はじめの『暴力団』はその時点では未読だった)。

 暴力団 (新潮の新書) | 溝口 敦 |本 | 通販 | Amazon 

続・暴力団 (新潮新書) | 溝口 敦 |本 | 通販 | Amazon

www.youtube.com

 

溝口敦さんは、早稲田大学政治経済学部を卒業後、徳間書店博報堂を経てフリーランスになり、「暴力団取材の第一人者」と呼ばれるほどのジャーナリストである。近年では、2015年の山口組分裂騒動の頃、テレビにもよく出演していた。

 

その時の私は、たまたま新書コーナーに『続・暴力団』が置いてあったから、ちょっとした怖いもの見たさ(?)から、溝口さんの新書を手に取った。当時は福岡県の指定暴力団である工藤会による事件や、島田紳助の引退騒動が話題となっていた頃だ。『続・暴力団』でも、そのあたりのことが詳しく触れられていた。私は溝口さんの、ヤクザという怖い存在を対象としつつも、自身の取材した内容を淡々と記述していくその筆致に惹かれていった。

 

また当時、私は寮の部屋でYouTube鑑賞にハマりだしていたが、その頃からYouTubeでは、盃事などのヤクザ関係の動画が頻繁にアップされるようになっていた時期だった。

 

そんな風にして、私は溝口敦さんの著作と、YouTubeのヤクザ関連動画から、裏社会やヤクザに(ジャーナリズム的に)興味を持つようになっていった。